淡交社「なごみ」誌の企画「夢の茶会」にて在原業平 (ありわらのなりひら) を招いた関直美、その場所に選んだのは、能舞台と茶室を備える〈水戯庵〉。
その素晴らしい機会を現実に再現し、今回特別に〈水戯庵〉文化メゾン「茶の湯と能」を開催いたします。
能舞台での演能「井筒」、在原業平を招いた茶室の設え、当店の秋を感じる季節の料理を「伊勢物語」と名を打つフルコースで、「井筒」をテーマにしたオリジナルカクテルなど、〈水戯庵〉流のおもてなしと共に「なごみ」誌の「夢の茶会」の在原業平を懐古しながらお愉しみいただけます。
「なごみ」9月号 (淡交社刊) 撮影:川本 聖哉
お茶は能楽シテ方宝生流宗家が自らブレンドした「寳松の白」、お菓子は金沢〈吉はし菓子店〉が今回の「井筒」のために特別に誂えた「昔語り」という銘の練り切りをご用意しました。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
※在原業平:平安時代前期の貴族・歌人。平城天皇の孫。全百二十五段からなる「伊勢物語」の主人公とされる。