今日から10月 “神無月 (かんなつき) ” 。
時折りまだ夏を思わせる暑い日もありますが、幾度となく台風も上陸して確実に秋の深まりを感じています。
“神無月”は“二十四節気七十二侯”では、秋分(蟄虫坏戸・水始涸)、寒露(鴻雁来・菊花開・蟋蟀在戸)、霜降(霜始降・霎時施)となっており、雁が渡って来たり、虫の鳴き声が聞こえてきたり、山里に霜が降り始めたりと、情緒深い自然の変化を感じることができます。
食欲の秋、芸術の秋は〈水戯庵〉が一番華やぐ季節です。
日本の文化芸術と共に秋の匂いが香るお食事や、それに合わせた飲み物をご用意して皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
七十二候
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)/
9月28日〜10月2日頃
水始涸(みずはじめてかるる)/
10月3日〜7日頃
鴻雁来(こうがんきたる)/
10月8日〜13日頃
菊花開(きくのはなひらく)/
10月14日〜18日頃
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)/
10月19日〜23日頃
霜始降(しもはじめてふる)/
10月24日〜28日頃
霎時施(こさめときどきふる)/
10月29日〜11月2日頃
【 二十四節気七十二候 】
現在では四季が一般的ですが、かつて日本には、春夏秋冬を二十四の季節(立春・立夏・立秋など)に分類し、二十四節気をさらに五日ずつ三つに分類し、七十二の気候に分けて「七十二候」と呼び、細やかな季節の移り変わりを感じていました。