今日から11月 “霜月 (しもつき) ”です。
秋の深まりをたくさん感じて感性が豊かになる季節です。食材も豊富でどんな料理でお客様をおもてなしさせていただくか、考えるだけでも楽しい毎日です。
“霜月”は二十四節気七十二侯では、霜降(霎時施・楓蔦黄)、立冬(山茶始開・地始凍・金盞香)、小雪(虹蔵不見・朔風払葉)となっており、もみじや蔦が色づいてくるかと思えば、冬枯れの景色の中で、大地の凍りはじめる季節となります。
秋から冬への移り変わりを、日本の文化芸術と共に旬の最高潮を迎えたお食事や、それに合わせた飲み物をご用意して皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
二十四節気七十二候
霜降(そうこう)
次候:霎時施(こさめときどきふる)/
10月29日〜11月2日頃
末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)/
11月3日〜7日頃
立冬(りっとう)
初候:山茶始開(つばきはじめてひらく)/
11月8日〜12日頃
次候:地始凍(ちはじめてこおる)/
11月13日〜17日頃
末候:金盞香(きんせんかさく)/
11月18日〜21日頃
小雪(しょうせつ)
初候:虹蔵不見(にじかくれてみえず)/
11月22日〜26日頃
次候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)/
11月27日〜12月1日頃
【 二十四節気七十二候 】
現在では四季が一般的ですが、かつて日本には、春夏秋冬を二十四の季節(立春・立夏・立秋など)に分類し、二十四節気をさらに五日ずつ三つに分類し、七十二の気候に分けて「七十二候」と呼び、細やかな季節の移り変わりを感じていました。