今日から12月 “師走 (しわす) ”です。
言わずと知れた一年の締めくくりの季節です。寒さが本格的になり、冬ならではの締まった味覚を味わいながら、この一年にお世話になった方々と〈水戯庵〉で日本文化に包まれた年の瀬をお過ごしください。
“師走”は二十四節気七十二侯では、小雪(朔風払葉・橘始黄)、大雪(閉塞成冬・熊蟄穴・鱖魚群)、冬至(乃東生・麋角解)となっており、本格的に冬が到来し雪が降り積もり、一年で最も昼が短く夜が長い季節となります。
一年の締めくくりを、日本の文化芸術と共に冬ならではの心身共に温まるお食事や、それに合わせた飲み物をご用意して皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
二十四節気七十二候
小雪(しょうせつ)
次候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)/
11月27日〜12月1日頃
末候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)/
12月2日〜6日頃
大雪(たいせつ)
初候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)/
12月7日〜11日頃
次候:熊蟄穴(くまあなにこもる)/
12月12日〜16日頃
末候:鱖魚群(さけのうおむらがる)/
12月17日〜21日頃
冬至(とうじ)
初候:乃東生(なつかれくさしょうず)/
12月22日〜26日頃
次候:麋角解(さわしかつのおつる)/
12月27日〜31日頃
【 二十四節気七十二候 】
現在では四季が一般的ですが、かつて日本には、春夏秋冬を二十四の季節(立春・立夏・立秋など)に分類し、二十四節気をさらに五日ずつ三つに分類し、七十二の気候に分けて「七十二候」と呼び、細やかな季節の移り変わりを感じていました。