“五拍子の貴公子” “変拍子の貴公子”として名高いバイオリニスト・TSUMUZIのデビュー10周年記念公演を開催いたします。
これまでも和洋を問わず多くのコラボレーションを成功させてきたTSUMUZIが近年辿り着いたのは、日本最古の芸能・雅楽に存在する“夜多羅(やたら)拍子”という五拍子。
二拍と三拍が交互に繰り返されるこのリズムからインスピレーションを受けた“ネオやたら拍子”といえる唯一無二のグルーヴは今回、雅楽に用いる管楽器・笙(しょう)との共演により、さらなるディープなサウンドとなり上演いたします。
また、「春の海」「さくらさくら」等の慣れ親しんだ邦楽の旋律も五拍子によるアレンジにより、懐かしさと新しさを兼ね備えた独自の世界観に変化し、箏(こと)とバイオリンの合奏で雅やかに奏でられます。
さらに、パブロ・デ・サラサーテの名曲「ツィゴイネルワイゼン」の五拍子アレンジを弦楽器・琵琶(びわ)との初演や、世界的な大規模災害が多発する現代に捧げる演目「来たる災害のためのレクイエム」を武楽座創始・源光士郎と共演。
〈水戯庵〉で毎月出演中の武州里神楽・石山裕雅や、鼓奏者・舞踊家の麻生花帆との共演等、文化的価値の高い上演が並びます。
当文化メゾンが推進する、国境を超えた伝統と革新の融合プログラムを是非お楽しみください。
本イベントは
2月26日 (日) をもって終了いたしました
ご来店いただき 誠にありがとうございました