今月は、6月 “水無月 (みなづき) ”です。
今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、水月 (すいげつ) や、水張月 (みずはりづき) とも呼ばれるようになったそうです。
初夏の訪れと共に、旬の食材もたくさん出回りコース料理も楽しみです。
旧暦・二十四節気七十二候の季節に合わせて“文化を遊ぶ”〈水戯庵〉では、旬の食材を使った料理や季節に合わせた舞台の演目で、6月の自然の息吹を感じる喜びを体験していただけます。
二十四節気七十二候
小満(しょうまん)
末候:麦秋至(むぎのときいたる)/
6月1日〜5日頃
芒種(ぼうしゅ)
初候:螳螂生(かまきりしょうず)/
6月6日〜10日頃
次候:腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)/
6月11日〜15日頃
末候:梅子黄(うめのみきばむ)/
6月16日〜20日頃
夏至(げし)
初候:乃東枯(なつかれくさかるる)/
6月21日〜26日頃
次候:菖蒲華(あやめはなさく)/
6月27日〜7月1日頃
【 二十四節気七十二候 】
現在では四季が一般的ですが、かつて日本には、春夏秋冬を二十四の季節(立春・立夏・立秋など)に分類し、二十四節気をさらに五日ずつ三つに分類し、七十二の気候に分けて「七十二候」と呼び、細やかな季節の移り変わりを感じていました。